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名刺の自作

現在、転職活動中で離職の身です。
配る名刺がありません。
そこで、せっせと名刺を自作していますが、これが中々面白い。
調子に乗って、就活ver.、合コンver.、同期合格者配布ver.と大量生産しちゃいました。
しかし、名刺は減るのが早い。
祝賀会では100枚以上は配りましたね。

秘密特許

軍事特許は出願公開しない制度が検討されてるようですね。
そういえば、軍事特許を秘密にしない国って、日本、チュニジア、パナマ、ドミニカぐらいという話を聞いたことがあります。

ちなみに、軍事特許の非公開については、現時点でも、「防衛目的のためにする特許権及び技術上の知識の交流を容易にするための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定」の3条の規定がありますね(なげー! 何だ、このジュゲムみたいな名称は!?)。
これによりアメリカの軍事特許は、日本では出願公開されないことになっています。

ところで、何が軍事特許になるんでしょうか?
「軍事関係への転用が可能な重要技術」と報道されていますが、かなり曖昧です。
どんな技術だって軍事利用できますからね。

特許明細書と著作権法

10月に出版され話題沸騰中の「著作権法」(中山信弘 有斐閣)を読みました。
その中で衝撃の記載が!
何と特許明細書を複製すれば、著作権侵害になるというではありませんか!!
中山先生は、特許庁が特許明細書を公開する行為は特64条等の要請だから侵害にはならないと書いた後に、
「しかし、第三者については例外規定がなく、無断で特許明細書を複製すると、形式的には著作権侵害になる可能性がある。」
と言っちゃってます(43ページ)。
そして、
「最終的には立法的解決にならざるえないであろう。」
と締めくくっています。
特許明細書をプリントアウトしない弁理士なんか存在しない以上、弁理士は日本でも有数の著作権侵害者集団ということになっちゃうんですが・・・。

ちなみにボクとしては、特許明細書の複製等は著作権侵害にならないと考えています。
著13条2号は、「国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人が発する告示、訓令、通達その他これらに類するもの」は権利の目的にならないと規定しています。
そして、「詳解 著作権法」(作花文雄 ぎょうせい)には、
「ここには、通知や照会・回答等の行政実例など、当該文書の公文書上の分類を問わず、直接又は間接的に国民の権利・義務に影響を及ぼすようなものなど、およそ行政庁の所管権限の下に発せられたほとんどの文書が含まれる。」
と書いてあります。
ですので、著13条2号により、特許明細書は権利の目的にならず、したがって複製権侵害等の問題は生じないと思ったんですが・・・うーん、大御所に言われると、さすがに自信ないですね。
果たして、どうなることやら?

春秋会の祝賀会

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先日、春秋会の祝賀会に出席してきました。
毎回のように祝賀会に出席していると、顔ぶれも大体同じになります。
ところで、前回は、失礼な所長もいると書きました。
しかし、われわれ合格者の中にも失礼な輩は存在します。
最初のスピーチなんか、合格者の雑談で台無しでした。
学生のノリで飲んでいる人もいるし。
祝賀会は、弁理士としての品格を問われる最初のステージなのに・・・。
なにはともあれ、素晴らしい祝賀会を催してくださった春秋会会員のみなさま、どうもありがとうございました。

口述ガイダンスについて

12月1日に都内某所で行う口述ガイダンスですが。
堤先生にではなく、直接、私まで問い合わせることも可能です。
口述ガイダンスに出席したい方は、下記のアドレスまでメールをください。
出席できないが口述ガイダンスに興味を持っている論文免除の方も、どうぞ遠慮なくメールをください。
お待ちしています。

20zemi_intro@live.jp

官報

官報が出ました。
でも、ボクの名前がねー!!
「検索は終了しました。」って何よ、それ!?
と思ったら、2枚だったのね。
ほっとしました。

祝賀会雑感

祝賀会の雰囲気って、大学入学時のサークル勧誘に似てますね。
晴れ晴れとした合格者の表情とか、スカウトに走りまくる事務所の先生方とか見て思いました。
何か懐かしい感じです。

ただ、求職活動をしていない人は、ちょっと寂しい思いをするかもしれません。
求職活動している人は胸の名札に目印を付けています。
事務所の先生方は、この目印のない人には声をかけません。
また、初対面同士だと、話も中々盛り上がりません。
初対面の人に声をかけるのが苦手な人は、賑やかな会場で孤独感を味わうことになりそうです。

それと、文系や機械・電気系以外の求職活動者は、ちょっときついかもしれません。
「うちは商標いらない。」と露骨に言い放つ先生もいます(冗談抜きに本当に露骨!!)。
また、バイオや情報関係は、文系に比べれば有利ですが、やっぱり苦戦してるようです。
傍から見ている限りでは、機械・電気系専門か否か、実務経験の有無などでスクリーニングされていました。
2ちゃんでは文系はきついと書かれていますが、あれは真実です。

ちなみにボクの場合は、友人が多かったことや、友人の友人と知り合う機会に恵まれていたことから、寂しい思いはせずに済みました。
とにかく名刺を交換する機会が多いので、名刺を持っていない人も名刺を自作して持参したほうが良いです。
大御所の所長から名刺を貰っておいて、「すいません、今は名刺を持っていないので・・・。」だと、ばつが悪いので。

さてと、残すは春秋会と稲門会です。
まー、やってみますよ!

今年の口述不合格者の皆様方

今年、口述試験に惜敗した皆様に連絡したいことがあります。
来る12月1日に、都内某所で口述ガイダンスを開催します。
参加を希望する方は、代々木塾の堤先生へメールでお問い合わせしてください。
場所と時間については、返信メールで連絡があるはずです。
回りくどい案内ですが、部外者の「見学」を防止するための措置なので、何卒、ご了承ください。
なお、ガイダンス当日は、私も参加する予定です。
微力ながら皆さんのお手伝いができるならば、と考えております。

パリ条約

今日、某私ゼミでパリ条約の講義を担当してきました。
ゼミ員に聞いたら、まだ特許法すら終わっていないとのこと。
ええー!
これでパリ条約は辛いかも。
おまけに、かくいうボク自身も、条約の知識はかなり危うくなってるし。
でも、精一杯、頑張りました。
ゼミ員のみんなにとって、満足のいく講義だったら良かったのですが・・・。

合格証書

今日(日付が変わったので昨日)は、某大手特許事務所の事務所説明会・兼・懇親会でした。
某大手特許事務所のスケールの大きさにはビックリ!
できたてホヤホヤの豪華ビルの36階ですか!
所長も紳士でかっこいい。
でも、超えられない壁を見たかも・・・。

ところで、帰宅したら合格証書が届いていました。
第8002号?
何かスッゲー悔しいんですが。
ボクの受験番号は90110003。
ということは、90110001に第8000号を奪われた?
あーあ。
ちなみに90110001は19ゼミの知り合いのはずです。
Kさんか、Yさんか、Nさんのいずれかです。
今度会ったら羨ましがって困らせる予定です(笑)。

祖師ヶ谷大蔵

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先日、祖師ヶ谷大蔵まで出かけてきました。
学生時代に住んでた町です。
そしたら、ウルトラマンに占領されていてビックリ!
そういえば円谷プロがあったっけ。
町おこしにウルトラマンというわけですか。
しかし、著作権関係の問題をよくクリアできたもんです。
知財的に、ちょっと感心しちゃったツカドンでした。

民法の勉強方法について

■最初に

ゼミで民法の勉強について質問を受けました。
そういえば、選択科目は情報が少ないですね。
同じような不安を持っている人も多いと思うので、今回は民法の勉強について特集します。
ちょっと長いのですが、最後まで付き合ってもらえればと思います。

■お薦めの教材

お薦めの教材は、「伊藤真試験対策講座」シリーズ(弘文堂)です。
総則、物権、債権総論、債権各論の4冊からなり、ボリュームは結構あります。
ただ、弁理士試験に必要な箇所に絞れば案外と薄くなるので、心配する必要はありません。
まずは、これらの本を購入し、最初から最後まで通読することから始めてください。

■教科書を読むときの注意事項

とにかく最初から最後まで通読してください。
分からないところがあっても、最後まで読み通すことが重要です。
民法は全体構造を理解することが重要です。
過去問を見ても、民法全体から幅広く出題する傾向があるので、全体構造の理解は特に重要です。

■ある程度、民法を理解したら・・・

次は、末尾に付属している論点ブロックカードを勉強しましょう。
論点ブロックカードは、重要度別に分けられています。
この重要度の高い論点ブロックカードを暗記してください。
過去問で触れられている論点は特に重要です。
ただし、完全に暗記する必要はありません。
選択科目の採点は必須科目に比べれば甘いです。
また、完全に暗記している受験生は、ほとんどいないはずです。
キーワードを使ってアウトプットできるレベルなら、合格圏内でしょう。

■力の配分について

選択はあくまでもオマケです。
必須を圧迫しないように留意してください。
ただ、これは難しいでしょうね。
年内だけ選択を勉強しても、次の年の7月頃には忘れていますし。

■アウトプットについて

過去問は当然に解いてください。
PATECHから「民法 過去問解答例集」(1800円)が出てるので、これを利用してください(つーか、他に選択肢がない。)。
この本は意外と使えます。
参考解答例のほかに、最低限これだけ書けば受かるという合格レベル答案例も記載されています。
こーゆースタンスは、特実意商の問題集でも見習ってほしいですね(マスター答練が似たようなスタンスです。)。
採点してくれる人がいないと辛いかもしれませんが、傾向を把握するだけでも違います。
仲間内でお互いの答案を見せ合うのも手です。

■前向きで行きましょう

選択の勉強は確かに負担です。
しかし、必須の勉強に役立つこともあります。
例えば、債権と物権の効力の相違を勉強すれば、実施権の効力について理解が深まります。
また、不法行為などを勉強すれば、侵害系の問題で役立ちます。
意外と必須にフィードバックできる要素が多いのです。
このように前向きに考えれば、負担も軽減できるでしょう。

■最後に

ちなみに、ボクは司法試験を勉強していたので、選択科目の民法は特に勉強しませんでした。
ただ、知識が錆付くのが怖かったので、勉強仲間に民法を教えていました。
その際は、ここに書いたようにアドバイスしていましたが、結果として、その仲間は論文合格を達成しています。
ですので、上記の勉強方法は間違っていないはずです。
ただ、その仲間ですが、一緒に口述に落ちちゃったんですね(笑)。
今となっては笑い話ではあるのですが。

PA会の祝賀会

Pa

今日(日付が変わったので昨日ですか)はPA会の祝賀会でした。
結構楽しめましたよ。
ただ、帰宅してガックリ。
南甲からのメールを読んだら、定員オーバーで出席お断りだそうです。
先に合格した親しい仲間が南甲に所属しており、祝賀会で一緒に飲もうと約束してたのですが・・・。
ま、いっか。
祝賀会は他にもあるし。
人生前向きですよ。
ね!

無名会の祝賀会

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今日は無名会の祝賀会でした。
酒の席でS先生を見てビックリ。
「予備校講師としては、受験生が合格してボクの目の前から消えるこの瞬間は、悲しいときでもあり、そして嬉しいときでもあるんだよな。」という台詞には心が篭ってましたね。
次から次へとS先生のところに「お世話になりました。」と合格者がやって来てました。
その都度、S先生は「お、君は覚えてるよ!」と嬉しそうに対応してました。
何か、ちょびっと感動しちゃったツカドンでした。

過誤登録の商標権の効力

今年も某私ゼミの講師を続投です。
今度、商標法4条1項11号関連の出題を担当することになったのですが、ちょっと気になることがあります。

青本の1064ページを見てください。
4条1項11号について書かれている箇所に
「過誤によって二重登録される場合はありうるが、その場合は無効審判等でいずれかが無効とされない限り両者とも同等の権利を持つものである。」
と記載されています。
この記載と準特104条の3は、どのような関係に立つのでしょうか?

準特104条の3の登場により、上記記載は無意味になったとも解釈できます。
侵害訴訟で権利行使できない以上、両者は同等の権利とは言えないからです。

しかし、侵害訴訟で準特104条の3の抗弁の主張が認められても、その商標権は無効になるわけではなく、一応は権利としては存続し続けます。
あくまでも、その侵害訴訟の限りで権利行使が認められないに過ぎません。
このように考えると、上記記載は現在でも意味があることになります。

ボクとしては、青本の記載である以上、論文で上記のような記載をしても間違いとは言い切れないと考えています。
しかし、やはり準特104条の3を考えると微妙なので、できるなら記載することは避けたほうが賢明というのが結論です。
ゼミ生にはそう言おうと思ってるのですが、どうでしょうか?
ま、質問されなければ、それで済むわけですが(笑)。

論文の勉強のためにも口述を復習しましょう

来年に向けて勉強している受験生は、今年の口述試験を復習すると良いですよ。
なぜなら、その年の口述試験は、次の年の論文試験のネタの宝庫だったりするからです。

例えば、平成17年度の意匠法の論文問題の小問(2)は、平成16年4日目午前の意匠法の口述問題の焼き直しでした。
末尾に参考資料として問題文を掲載しておいたので、比較してみてください。
あまり見慣れた論点ではないので、口述の過去問をチェックしていた受験生とそうでない受験生との間では、大きな差が生じたはずです。

また、平成17年度の商標法の論文問題ではフレッドペリー事件が出題されていますが、平成16年5日目午前の口述でもフレッドペリー事件が出題されていました。
口述では、フレッドペリー事件で示された要件のうち、特に品質管理に関する要件について正確に述べるよう求められたと言います。
そしたら、平成17年度の商標法では、品質管理ネタを絡めてフレッドペリー事件がズバリ出題されたのです。

コツとしては、口述問題を一通り見て、何か違和感を覚える箇所があったら、その論点を深く掘り下げることです。
自分が試験官だとしたら、どのように論文で出題するか想像すると良いでしょう。
また、1人だけで想像するのではなく、ゼミの仲間と議論できれば、さらに有効です。
ちなみにボク個人の感覚としては、商標法のパネルを用いた事例問題は要チェックです。

年内は何を勉強して良いか迷ってる受験生は、とりあえず口述の問題の見直しからスタートすると良いと思います。

■平成16年4日目午前 口述 意匠法の問題の抜粋 (口述アドバンステキストより)

Q:甲が、登録意匠のエンブレムを取り付けた自動車を販売した後、その自動車を中古車業者である丙が再販売する場合に意匠権の侵害は成立しますか?
A:いいえ、甲が適法に販売した車の場合には、意匠権は消尽しているので、侵害は成立しません。

Q:では、丙が甲の販売した自動車の中古車を一度スクラップし、そこから登録意匠に係るエンブレムを別の車に取り付けて販売した場合には、意匠権の侵害は成立しますか?
A:はい、先ほどの件と同様に、エンブレムがそのままの状態を維持していれば、意匠権の侵害は成立しないと思います。

Q:そのような考え方もあります。再度の意匠の実施に該当するとして、侵害が成立するという考え方もあります。勉強しておいてください。

■平成17年度 意匠法 論文問題

 甲は、アタッシュケースの取手部分に係る部分意匠イを自ら創作し、イについて、意匠に係る物品を「アタッシュケース」とする部分意匠の意匠登録出願Aをした。
この場合に関し、以下の問に答えよ。

(1) 甲は、イの創作と同時に、イをデザイン修正したアタッシュケースの取手部分に係る部分意匠ロを創作していた。甲は、Aの出願の日の翌日、イについて意匠権を取得するのみでなく、ロ又はロを一部に含む意匠についても意匠権を取得すべきと考えた。この場合において、甲としてとり得ると考えられる手続、及び甲が意匠登録を受ける可能性について論ぜよ。なお、イとロは形態(形状、模様若しくは色彩又はこれらの結合)が類似するものとする。

(2) 甲は、イについて部分意匠としての意匠登録を受けた後、イに係る取手部分を有するアタッシュケースを製造販売している。一方、乙は、消費者から使用済みの商品を買い取り、必要に応じ改造を加えたうえでそれらを中古品として販売する事業を経営している。乙は、甲が販売した上記アタッシュケースを購入・使用した消費者から、当該アタッシュケースを買い取り、その取手部分を取り外して、別の消費者から買い取ったスーツケース(甲のアタッシュケースに比べ約3倍の大きさがある。)に取り付け、そのスーツケースを店頭で販売した。甲は、乙のかかる行為につき、甲のイに係る意匠権の侵害にあたる旨の警告状を乙に対して発した。この場合において、乙から甲に対しどのような反論が予想されるか、及び乙の反論に対して甲はどのような主張をすることが考えられるかを論ぜよ。

受かってた!

石川ゼミ講師と口述ゼミOBのみなさん、一緒に勉強した仲間たち、そして見守ってくれた家族への感謝の気持ちで一杯です。
本当にありがとうございました。

ツカドンの一番長い夜

いよいよ、いよいよ明日じゃー・・・。

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