無料ブログはココログ

ツカドンの仲間たち

« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »

意匠権と消尽

先日、勉強会で、意匠権の消尽が話題になりました。
例えば、家庭用ゲーム機について登録意匠があったとします。
意匠権者とはまったく関係のない第三者が、適法にこの家庭用ゲーム機を購入し、外観には一切の改変をせず中身の電子機器類だけを改変して販売した場合、意匠権の侵害は成立するのでしょうか?
Nintendo事件(東京地裁平成4年5月27日判決)を、そのまま意匠権に置き換えたケースです。
外観には一切手をつけていないのがポイントです。
ボク個人の見解としては侵害は成立しうると思うのですが。
意匠は物品について成立します。
ですので、電子機器類を改変した場合、その改変が同一性を欠く新しい物品の生産と認められるようなときは、侵害を認めても良いような気がしました。
ただ、自信はないんですよね。
意匠権の消尽って、あまり議論されていないし。
うーん、どうなんでしょ?

TOEICの結果

TOEICの成績表が到着しました。
685点です。
とにかく、ほっとしました。
実は今の事務所に就職する際、所長面接で「TOEICを受けたことはありませんが、700点弱ぐらいは行きます。」と言っちゃったんですよ。
だって、応募条件にTOEIC700点前後とか書かれてるんだもん。
685点なら、立派に700点弱ですよね?
職と生活の安定が救われました!
さてと、次のTOEICは5月です。
受ける気満々だったんですが、申込期限をオーバーしちゃったんで、5月はパスの予定であります(弁理士試験だったら大騒ぎ!)。

判例トリビア

さてと、今回は判例の話です。
うちの事務所では判例百選をネタに勉強会を開いています。
その勉強会で、「どうして商標法の判例って、地方の支部のものが多いんだろう?」という指摘がありました。
実を言うと、これには理由があるんです。

裁判官は新理論を用いることを極力避けます。
新理論を使えば注目を浴びて批評されまくるし、また高裁や最高裁で引っくり返されるリスクも高くなるからです。
ですので、優秀な裁判官の場合、新理論を避けて誤魔化して判決文を書いたり、和解を成立させて判決を書かないなどの作戦に出ます。
ところが、地方の支部の裁判官の場合、それができない人が多いのです。
そのため、知らず知らずのうちに「画期的」な判決を出してしまい、結果として教科書や判例集を賑わせてしまうわけです。

また、権利者の側にも、「地方の支部の裁判官なら誤魔化せるので、有利に事件を進めることができる。」という計算があったりします。
そんな事情もあって、敢えて地方の支部で難しい論点を含んだ訴訟を提起することも多くなります。
そのため、MADE IN 支部の「画期的」な判例が増えてしまうわけです。

さらに、知財絡みの判例の場合、そもそも判例の絶対数が少なかったりします。
そのため、地方の支部の判例もネタとして取り上げざるえないという事情もあります(もっとも、地方の支部の判決は、裁判例であって判例ではないのですが・・・)。

ちなみに、これは商標法に限った話ではないそうです。
ボクも詳しいことは知らないのですが、交通事故裁判の場合も、地方の支部に「画期的」な判例が偏る傾向があるんだとか。

ま、直接に役立つ知識ではありませんが、知っていれば何となく落ち着くかもしれないトリビアでしょうね。

BBQ@昭和記念公園

Bbq

今日は立川の昭和記念公園で、平成19年度合格者のBBQ大会でした。
合計で53人という大規模のBBQ大会です。
おかげで楽しめました。
他の事務所の事情など、色んなことを聞けたのは大きな収穫だったと思います。
それから、同期合格者の奥さんやお子さんとも触れ合うことができました。
子供って結構可愛いんですね。
ちょっと“幸せな結婚生活”に憧れるかも。
素敵な一日でした。
幹事のTさんに感謝したいと思います。

« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »