無料ブログはココログ

ツカドンの仲間たち

« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »

健康管理には気をつけましょう

倒れました。
流動食以外受け付けない体になってしまい、たった3日間で体重3キロ減です。
食中毒?
過労?
病院に行ったのですが、原因は謎のままです。
もし食中毒だとしたら、半年も経たないうちに連続して中ったことになります。
うっかり八兵衛並ですね。
おかげで先週はほとんど仕事になりませんでした。
本当はこの時期の勉強方法とかも書きたかったのですが、気力がなくて。
みなさんも体には気をつけてください。

刺青

先日、友人から知財に関して凄い質問を受けちゃったんです。
「背中にドラえもんの刺青を彫ったら、著作権侵害になるの?」
・・・なる・・・のかな・・・?
背中に彫るってことは、つまり、プロの刺青師に頼むってことですよね?
つーことは、私的複製の範囲を超えてるってことで、複製権の侵害が成立するよーな気がします。
まー、超絶に手先が器用な人なら、自分でも彫れるかもしれません。
この場合は、自分だけで刺青を楽しむだけなら、私的複製ということで侵害にならないでしょう。
でも、それを業務行為に用いた場合(!)は著作権侵害になるでしょうね。
しかし、業務行為に用いる場合、ドラえもんだと舐められやしないでしょうか?
どうせならジャイアンを彫り、「オレの物はオレの物! お前の物もオレの物!」と決めたほうが効果覿面だと思うのですが。

侵害罪

最近、特許権侵害罪について議論したんですよ。
議論の主なテーマは、以下の通りです。

テーマ1
特許権者以外の第三者が、何らの正当権原なしに特許発明を実施した。
しかし、その第三者は、自らが実施している発明が特許発明の技術的範囲には属していないと思い込んでいた。
この場合、この第三者について特許権侵害罪は成立するか?

テーマ2
特許権者以外の第三者が、何らの正当権原なしに特許発明を実施した。
そして、その第三者は、自らが実施している発明が、特許発明の技術的範囲に属していることを認識していた。
しかし、この第三者は、その特許発明には無効理由が存すると思い込んでいた。
この場合、この第三者について特許権侵害罪は成立するか?

テーマ3
特許権侵害罪に関して、均等論の適用はあるのか?

テーマ1とテーマ2は、刑法を勉強した人間には分かると思いますが、実は非常に難しいケースなんです。
違法性の錯誤といって、法律を勉強する人が最初にぶつかる壁なんですね。
久しぶりに刑法総論の本を読み返したのですが、相変わらず難しいです。
タヌキ・ムジナ事件とムササビ・モマ事件は、今でも納得できない判例ですね。

また、テーマ3ですが、特許権侵害罪における均等論の適用は、罪刑法定主義の関係で問題になります。
これまた難しい論点です。
つーか、この論点に言及した論文はボクが知る限りでは皆無でして、一介の弁理士には重すぎるテーマと言えるでしょう。
ちなみに今回の議論の場では、特許権侵害罪においては、均等論の適用は類推適用になる場合が多いだろうという結論になりました。

しかし、今回の議論で痛感したのは、
「知財の専門家は存在する。
刑法の専門家も存在する。
しかし、知財と刑法を知り尽くした専門家は存在しない。」
という事実です。
議論の場には弁理士と法曹三者の双方が同席したのですが、
法曹三者は「知財は良く分からないんだよなー。」と逃げ、
弁理士は「刑法は良く分からないんだよなー。」と逃げ、
誰一人として自信を持って断言できる人がいない有様でした。
クライアントから侵害罪について相談されるケースも多いと思うんです。
しかし、こんなお寒い実情で良いのでしょうか?
ちょっとばかり不安を抱いてしまったツカドンでした。

どうもありがとうございます

さっき、アクセスカウンターをチェックしたら、累計アクセス数が10万を超えていました。
こんなブログが10万を超えるだなんて。
みなさま、どうもありがとうございます。
これからも色々と書いていくので、期待してください!
・・・と言いたのですが、守秘義務があるんで。
書きたいことは沢山あるんです。
実務は毎日が驚きの連続ですよ。
新案件を受託するときのワクワク感は、プレゼントを開けるときのそれとソックリ。
でも、それをストレートに書くのは重大な背信行為になるので。
というわけで、当たり障りのないネタができるまで、実務関係のネタは勘弁させていただきます。

« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »