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国立アフリカ美術館

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国立アフリカ美術館を見てきました。
そこで、発見したのがこいつ。
ノキアの携帯電話の形をした棺桶です。
亡くなられた方は、よほど携帯電話がお好きだったのでしょう。
ただ、この棺桶、商品のイメージを崩しますよね。
これがiフォンだったら、即座に訴えらるレベルです。
図に乗ってiトゥームとかiコフィンとか挑発・・・いや挑戦すると面白いかもしれません。

もうすぐクリスマス

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アメリカはサンクスギビングデイの4連休です。
アパートは賑やかですよ。
みんなで集まってパーティーしているらしく、廊下に出ると良い匂いがします。
パーティーグッズを買い込んだ人とエレベーターで一緒になったりします。
楽しそ~。
でも、ボク1人なんだよな~・・・。
確かにアメリカは面白いです。
でも、観光するにしても、レストランで食事するにしても、ボク1人だけなんですよ。
楽しいことを2人で経験すると2倍になると言います。
けど、1人で経験すると2分の1になっちゃうんですね。
アメリカに来て家族の大切さが分かりました。
さてと、もうすぐクリスマスですね。
クリスマスは家族と一緒です。
サンクスギビングデイは寂しかったですが、クリスマスで大いに挽回します。

スパイ博物館

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スパイ博物館です。
展示内容は、古今東西のスパイ関連グッズ。
傘に偽装した銃など、結構面白いです。
ただ、ネタに困ってか、ボンドカーや007のキャラクターグッズまで展示していました。
あと、驚いたのが忍者です。
忍者ってスパイか~?
でも、諜報活動に従事するから、広い意味ではスパイでしょうね。

さて、感想ですが。
善戦はしていますが、どっか物足りないですね。
すぐ横にスミソニアン博物館があるから、どうしても比べちゃう。
あっちは無料だけど、こっちは20ドル取られます。
ただ、決して悪くはありません。
スパイが大好きな人、他に行くところがなくなった人には良いかもしれませんよ。

ロースクールの収穫

アメリカの知財実務を学ぶ際、日本で得た知識が足枷になっている可能性があります。
例えばダブルパテント。
日本ではアメリカ版先後願として紹介されることが多いです。
けど、先願と後願が同一でないと適用がなかったり、後願に係る権利の存続期間が先願に合わせて短くなるなど、関連意匠制度に近いような気もします。
アメリカのクレーム範囲は広く解釈される傾向があり、後願が先願に似ているとして拒絶理由を受ける可能性も高いです。
そのため、ダブルパテントは、同一のコンセプトに基づく複数の発明を権利化するために機能している面もあり、関連意匠制度にも似ています。
そのような実態を無視してダブルパテント=アメリカ版先後願と思い込むと、誤解の原因になりかねません(実はボクも大きな誤解をしていました)。

また、知財実務の学び方のスタンスも違います。
アメリカはケース・スタディーです。
判例など実際のケースを読み解くことにより、法律や実務を学びます。
体系書という便利なものは存在しません。
トレイナーに質問するときも、漠然とダブルパテントについて教えてくれとお願いしても、浅い内容の返事しか戻ってきません。
しかし、登録例などの実例を示して質問すると、様々な分析を示してくれます。

実はこれらの相違ですが、ロースクールで聴講し、日本人受講生と日米の法律文化の相違を議論して初めて気がついてことです。
ロースクール側も法律文化の相違について意識はしているようで、外国人聴講生のためにアメリカ法の基礎について解説する講座もあるそうです(受講したい!)。
もっと早くに気づいていれば、効率よく知財実務を学べたと悔しい思いをしています。
やはり3ヶ月は短いようです(でも、家族に早く会いたい・・・)。

ロースクール

実は某ロースクールに潜り込んで講義を聴講しました。
指導に当たるのはCAFCのジャッジ・レイダー。
日本で言うところの知財高裁の長官みたいな人です。
超有名ですね。
そのため抜群に人気の高い講義で満席状態。
高い授業料を払っている学生には申し訳ない気分です。

最前列の座席は座っちゃ駄目という不文律があります。
なぜなら、興奮したジャッジ・レイダーが、机の上に飛び乗るから。
それぐらいノリノリなんですね。
身振り手振りでユーモアを交えながら熱心にレクチャーをします。
そして、次から次へと学生に質問をします。
ちなみにアップルのノートPCを使っていると、当てられる確率が増します。
アップルの商標が光るもんだから目立つし、ジャッジ・レイダー自身がアップル好きなせいもあるようです。

ちなみに私事になりますが、私の父も知財畑の人間であり、ジャッジ・レイダーと知り合いです。
ジャッジ・レイダーと握手した際、笑顔で「お父さんにそっくりだね!」と言われました。
アメリカ人でも日本人の顔の区別が付くんだと妙に納得してしまった次第です。

なお、ボクは一応ジャッジ・レイダーに断りを入れて聴講しています。
ただ、何の断りもなしに潜入している人もいるようです。
興味のある方は、あくまでも自己責任でどうぞ。

レストランにて

こっちのメニューですが、ぱっと見で分かりません。
だから、適当に頼むことも普通です。
先日もレストランで、メニューを見ずにドリンクを頼みました。
メニューの右側一番上をブラインドで指差したんです。
しばらくすると、ウェイトレスが「○ックス! ○ックス!」と大声で怒鳴り始めるじゃないですか。
アメリカ人って肉食だけのことはあるな~と感心していたら、隣の人がボクを向いて言うんです。
「ツカドンさんですよ」
え、ボクが○ックス?
何と、ボクが注文したドリンクが○ックス・オン・ザ・ビーチというカクテルだったんです。
「こんなの頼みました?」と驚くと、同席の方から「ウェイトレスから「○ックスで良いのか?」と聞かれたとき「イエース! ノープロブレム!!」って言ってましたよ」とのご指摘。
あ、それ、記憶にあります。
でも、ウェイトレスの話は聞いていませんでした。
いやー、勉強になりました。
アメリカのレストランでは、ちゃんとメニューを見て注文して、ウェイトレスの話に耳を傾けましょう。
じゃないとエラい恥をかきますよ。

スミソニアン動物園

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スミソニアン動物園に行って来ました。
パンダを発見です。
超VIP待遇!
パンダの体調を24時間監視する特別室まであります。
「ラストエンペラー」の溥儀みたい。
でも、ごろごろ転がってるだけ。
「ボクの体調が狂ったら、中国政府が黙ってないよ」と顔に書いてあり、非常に感じが宜しくない。
ストリップバーの女の子は、もっと営業熱心だったのに。
形状は熊のくせに、ただ模様が可愛いというだけで、この厚遇です。
アリゲイターやプレーリードッグは野晒しなのに。
酷い格差もあったもんです。

ところでスミソニアン動物園ですが、ラインナップは日本の動物園とほぼ同じです。
ただ、動物の生息環境をリアルに再現した飼育施設は中々だと思います。
けど、広すぎるのが仇となり、肝心の動物達は遥か彼方に点として見えるだけ。
それと動物園そのものも広すぎるので、徒歩で全てをカバーするのは大変です。
視力と体力に自信がある人向けの施設でしょう。

あと、ちょっと驚いたのが、下の写真の看板です。
「野生の鹿に近づかないように」だって!
スミソニアン動物園には野生の鹿も出没するんですね。

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日本では基本中の基本だけど・・・

アメリカの知財実務を学ぶために、アトーニーに会う度に質問を繰り返しています。
ところが困ったことに、人によって回答がバラバラだったりします。
例えば、ダブルパテントが同日出願に適用があるのか質問したところ、ある派とない派に分かれたことがありました。

日本の弁理士の感覚としては、こんな簡単な質問で回答がバラバラになる理由が分かりませんでした。
同日出願に先後願の適用があるか否かは、日本では明文で規定されており、誰もが即答できる簡単な質問です。
けど、よくよく考えてみると、アメリカのダブルパテントは、判例法により発展して来た法理です。
回答するためには、過去の判例を遡って調べてみないと分かりません。
判例がない場合は、立法過程にまで遡る必要があります。
そして、これが膨大な労力を要する作業なのです。
つまり、ボクの質問は、日本では基本中の基本の論点であっても、アメリカでは難問中の難問だったのかもしれません。

また、ダブルパテントの同日適用について質問したとき、アトーニーが怪訝な表情をするのも気になりました。
理由は分かりません。
でも、もしかしたら、
「同日に同じ発明を出願するなんて超レアケースだ。
日本人は、どうしてこんな変なことを気にするんだろう?」
とでも訝しんでいるのかもしれません。

このようなギャップですが、日本にいるときから薄々感じてはいました。
しかし、実際に目の当たりにするとショックを受けます。
また、それでいて、そのギャップを忘れている自分に気がつくこともしばしばです。
法律文化の違いを肌感覚でマスターするのは本当に難しいですね。

仕事だからこそ

事務所のブログと当ブログの双方を読んでる人から、「後者の方が更新の回数が多いし、面白いね」と突っ込まれました。
だって、事務所のブログは仕事なんで、色々と制約があるんです。
例えば、下記のようなネタは書けません。




ちょっと前に、日本人の方数人と連れ合って、とあるレストランに行きました。
ドアを開けてビックリ。
看板はレストランなのに、裸の女の人が踊ってる!
実はストリップバーだったんです。

でも、不思議です。
女性客もいるんです。
まさか男性のストリッパーもいるんでしょうか?
連れの方に「それは見慣れてるので、ちょっと遠慮したいのですが」と涙ながらに訴えると、「脱ぐのは女性だけですよ」と暖かい返事を頂きました。
わーい↑。
でも、続けて「でも、全部は脱がないんです。法律で決まってるんで」との冷たい宣告を受けてしまいました。
はー↓。
どうしても全部見たい場合はワシントンDCに行くしかないそうです。
アメリカって州ごとに法律が違いますからね。
勉強になります。

ちなみにアメリカでは、ストリップバーの女性客は珍しくないとのこと。
一緒に入った日本人女性も結構楽しんでいました。
欧米人の裸なら、彫刻を観賞するノリで楽しめるそうです。
そう言えば、日本人の女友達から「一度で良いから風俗店に行ってみたい」と言われたことがあります。
凄く楽しそうだし、キレイな裸なら見てみたいからだとか。
日本の風俗店もレディースデイを設けたら儲かるかもしれませんね。

途中、トイレに立ったのですが。
薄暗い廊下で、さっき踊っていた女の子が食事していました。
立ったまま、お皿に乗った肉を、ただひたすらガツガツ、グチャグチャ食べています。
何と言うか、逞しく生きている感が漲っていました。




このネタは、事務所のブログでは無理です。
結果として、事務所のブログでは当たり障りのないネタがメインとなり、更新回数も少なくなっちゃうんですよ。
でも、あっちの方が手間隙かけてます
こっちは好き勝手にビール片手に書いてるだけですが、あっちは色々と推敲してるので。
ご理解頂けたでしょうか?

釣り

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USのアトーニーから、チェサピーク湾で釣りをしようと誘われました。
結構、大物が釣れそう。
ツカドンはハゼやフナなどの小物専門です。
こんな機会でもない限り大物釣りはなさそう。
折角だしと、魚釣りに行って来ました。

釣りはトローリングでした。
ボートに乗って走り回りながら釣りをします。
昔、釣りキチ三平で見たけど、実際に体験するのは初めてです。
嫌でも盛り上がります。

けど、釣りをしている気分にならないんですよ。
ポイントを見つけるのも、竿を出すのも、魚が釣れているかチェックするのも全て船員任せです。
無愛想な船員が時々竿をチェックします。
そして、魚が掛かっていると、「誰か釣れよ」と顎で合図します。
で、誰かがリールを巻いて魚を引き寄せると、その船員が網で魚を掬い上げてバケツに放り込む流れとなっています。
ボクらの役割はリールを巻くだけであり、人間モーター以外の何者でもありません。
もしかして、我々は竿を操作するための奴隷?
このボートは、蟹工船やガレー船にも匹敵する生き地獄であり、我々は死ぬまで船を下りれないのでしょうか?
考えすぎかもしれませんが、少なくとも客扱いはされていないようです。

そのとき、誰かが魚を釣り上げました。
にわかに船上が盛り上がります。
ところが、記念撮影のためにデジカメのスイッチを入れようとした刹那、無愛想な船員が魚を海に投げてしまいました。
非情!
一気に盛り下がります。
後で聞いたところによれば、サイズが小さい魚はリリースしないといけないそうです。
そのぐらい説明してくれても良いのに。
海の男は、魚には優しいけど、客には厳しいようです。

客は6人いたのに、魚は4匹しか釣れまていません。
遠慮して順番を譲ったボクの運命や如何に?
チェサピーク湾に日暮れが訪れます。
赤く美しく染め上がる海面が美しい・・・。
おもむろに竿を片付け始める船員。
ボクの釣りが終わりました。
釣りに出たのに竿を握らないなんて、初めての経験です。

ちなみに釣った魚ですが、ロックフィッシュと言います(ボクは釣ってないけど)。
ロックフィッシュとはチェサピーク湾の方言で、正確にはシーバスと言います。
日本で言うところのスズキです。
釣りが終わった後は、レストランでロックフィッシュを料理して食べました。
まー、日本のスズキと同じ味でした。
食事の際は、USのアトーニーと日米の釣り文化の違いについて語ることができ、面白かったです。
ワシントン駐在の良い思い出ができました。

5周年

ブログですが、先日、開設5周年を迎えました。
最終合格、特許事務所への就職、婚活、結婚、渡米・・・この5年の間に色々ありました。
随分と密度の濃い月日だったと思います。

最近のトータルアクセス数ですが、結構多いです。
300とか400とか普通で、多いときは900を超えます。
自分自身のための日記と友人への近況報告を兼ねて始めた当ブログですが、現在では色んな方に親しまれているようで、ボクとしては嬉しい限りです。
初対面の方から「ツカドンブログ? 読んだことありますよ!」と言われることも珍しくありません。
ブログを見て下さっている方々にありがとうを言わせて下さい。

さてと、駐米生活も残り1ヶ月を切りました。
残り後僅かですが、悔いのないように駆け抜けたいと思います。

ワシントンDCの夜景

Dsc_0797bbis仕事を終えた後、たまに夜のワシントンDCを散歩します。
夜景を撮るためです。
一眼レフに三脚の組み合わせは重く、結構良い運動になります。

ただ、治安には注意しなくてはいけません。
人通りの多い場所は大丈夫ですが、昼間でも怖い場所があります。
そういう場所には決して近づかないように心がけています。
もっとも、警察官の数も多いので、ワシントンDCの中心ならほとんど心配はありません。

また、場所によっては三脚の使用は禁止です。
議事堂で三脚を使用していたら、警察官から使用しないように注意されました。
遠目には銃に見えなくもありません。
当然と言えば当然です。

さてと、これからクリスマスシーズンですね。
イルミネーションで夜景がどんどんキレイになるはずです。
寒さと治安に十分注意して良い写真を撮りたいと思います。

クレー射撃

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USのアトーニーに誘われて、クレー射撃をしてきました。
クレー射撃とは、放り出された円盤状の物体をショットガンで撃ち落すゲームのことです。
2枚目の写真がそのクレーです。

アトーニーの車で、DC郊外の射撃場に向かいます。
美しい紅葉の森に囲まれた射撃場は、雲一つない快晴のおかげで、とても気持ちが良いです。
重たいショットガンを構えます。
射出機からクレーが飛び出すので、そいつに狙いを定めてトリガーを引きます。
すると、お腹に響く轟音と強烈な反動と共に、クレーが空中で四散!
面白い!!!!
でも、中々当たりません。
ボクの命中率は30パーセント強といったところです。
クレー射撃に慣れてるはずのUSのアトーニーも結構外していたので、やっぱり難しいんでしょうね。
でも、韓国人のトレイニーは抜群の命中率を誇っていました。
徴兵されて射撃訓練を受けてるからでしょう。
妙なところでお国の事情が現れた感じです。

今回のクレー射撃ですが、本当に楽しかったです。
前回のピストル射撃は、アメリカの暗部を覗いたかのような雰囲気で、ちょっと醒めた自分がいました。
けど、今回のクレー射撃はスポーツみたいな乗りで、心から楽しむことができました。
射撃場の客層も随分と違います。
前回のピストル射撃では若い男性の1人客がほとんどでしたが、今回のクレー射撃では老若男女関係なく様々な層の客がいました。

ところで、射撃から帰宅したら、体中あちこちが痛くて堪りません。
射撃の反動で肩を痛めたようです。
また、重たい銃をずーっと抱えていたので、筋肉痛にもなったようです。
体を鍛えないといけませんね。

海洋博物館

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ボルチモアの海洋博物館にて、帆船と潜水艦を見て来ました。

まず帆船ですが、人生初だったので、中々興味深かったです。
時代を反映してか、身分の違いにより居住環境が全く異なります。

まず船長ですが、最後尾最上階の右側に個室を持っています。
大きな窓のおかげで明るく快適です。
しかも、別室には専用のお風呂まで付いています。

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次に士官ですが、船長室の下の階の最後尾に個室を持っています。
ただ、窓が小さいので暗いです。
個室を持てるだけ贅沢でしょうね。

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最後に水兵ですが、ハンモックだけ。
ブラック特許事務所みたいですね(ポツリ)。

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ちなみに船長や士官の部屋は、最後尾に位置しています。
水兵が反乱を起こした場合に、舵を操作できる最後尾に篭城するためです。
この名残は現在の艦船にも残っており、例えばイギリス海軍の艦艇の艦長室は艦の最後尾にあります。

次に見たのが、第2次世界大戦で活躍した潜水艦トースク号です。
潜水艦に乗り込むのは初めてだったので、こちらも楽しめました。
こちらも居住環境について触れてみます。

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まず艦長室。
潜水艦には余裕がないので、艦長室といえども狭いです。
ちなみに艦長室は艦の中央にあります。

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次に士官室。
数名で寝起きします。

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最後に水兵のベッド。
死体置き場みたいですね。

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狭い空間を有効に活用するために、魚雷発射室にもベッドがあります。
ちなみにこの部屋は、魚雷を適切に保管するために空調も万全で、むしろ艦長室よりも居心地が良かったそうです。

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しかし、狭くて息が詰まります。
映画「Uボート」を思い出してしまいました。

この海洋博物館ですが、割と楽しめます。
ただし、アメリカならではの雄大さと言うかスケールの大きさはありません。
巨大な戦艦や空母も見てみたいもんです。

米国意匠の本

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“US DESIGNH PATENT DO IT YOUR SELF!”という本をamazonで買いました。
『君にもできる意匠出願』とでも訳しましょうか。
審査官として20年間勤めた人が書いた米国意匠出願のハウツー本です。
一般向けの実践的な内容で、法律の説明は必要最低限となっています。
ただ、読んでも混乱するだけですね。
例えば、部分意匠の破線を実線にしたり、逆に実線を破線にする補正の可否について。
意匠委員会では、「アメリカの意匠は特許の一種なので、破線を実線に変える補正はクレームの減縮に相当するから可能である」と教わりました。
MPEPを読むと、このような補正もできそうな感じです。
本書も、このような補正はできると言い切っています。
一方、アトーニーは、このような補正はそう簡単には認められないと言います。
果たして、真実や如何に?
ちなみに去年、『PATENT』誌で米国意匠を執筆したときは、できるって書いちゃいました。
もしかしてミスった?
ま、いーか。
そこの箇所を担当したのはボクじゃないし。
ところで、あまりに怪しいんで出版社を調べてみたら、自費出版専門の会社でした(トホホ)。
読む価値はあるのでしょうか?(もう読んじゃったけど)

3ヶ月は短すぎ

意匠に関連する資料を色々と読んだんですが、結局は条文とMPEPに戻って来ました。
プラス判例ですね。
受験生時代と同じ道を歩んでいます。
ところで、MPEPですが、読み込めば読み込むほど疑問点が出てきます。
例えば、MPEPでは「Aである」と断言している論点について、判例集では「まだ決着がついてない論点である」とか「Aではない」と言ったりしてるんですよ。
どっちが正解?
藁にもすがる思いでアトーニーに質問すると、
「MPEPはあくまでも審査官のための教書だから、判例的には決着がついていなくても言い切っちゃってるんだよ」とか
「それは下級審だから、ちょっとおかしな判断なんだ」と優しく説明してくれます。
ますます受験生時代にタイムスリップした感じです。
しかし、こんな調子で米国意匠法をマスターできるのでしょうか?
3ヶ月は短過ぎます。

射撃

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アメリカならではの体験をしたいと思い、射撃場に行って来ました。
「怪我をしても訴えません」「銃を人に向けません」みたいな誓約書にサインした後、ピストルをレンタルして射撃場に入ります。
ターゲットに向かってトリガーを引くと、大きな音と共に黒い小さな穴が開きました。
反動も大きく、銃身が20センチほど跳ね上がります。
結構ばらけましたが、ターゲットに全弾命中です。

ただ、思ったほどはエキサイトできませんでした。
例え紙に印刷されたものだとしても、人の形をしたターゲットを撃つことに抵抗を覚えたんです。
そういえば、この人型ターゲットは、兵士が抵抗なく人を撃てるようにするために考案されたと聞いたことがあります。
ターゲットを丸型から人型に変更したところ、命中率が上がったとか。
アメリカ人は、この人型ターゲットを撃つのに抵抗を覚えないのでしょうか?
アラブ系の人種の写真を使った人型ターゲットも売られていたのですが、太平洋戦争中のカリカチュアされた日本人を思い出し、ちょっと不快でした。

あと、店員が丁寧なのは良いのですが、不自然に事務的なんです。
アメリカ人の店員は、気さくかぶっきら棒かのどっちかです。
今までのパターンから外れていたので違和感を覚えました。

実はここでは書けないこともあったんですが、総じて興味深い体験だったと思います。
ただ、この射撃場ですが、警官や軍人がオフの日に練習に来る場所だそうです。
英語にも銃にも不慣れな日本人観光客が訪れるには、ちょっと厳しいかもしれません。

玉石混交

アメリカにいると、こちらのアトーニーから売り込みを受けるわけですが。
結構な頻度で
「大手はぼっている。
無駄にアトーニーと事務員が多いから、人件費が高騰してる。
でも、うちのような中小を使えば、人件費を抑えられる分、安くできる」
と言われます。

けど、外内で重要なのは、ギリギリのタイミングで大量の案件を投げられても、当たり前のように対応できる組織力です。
そのためには、ある程度の人員を確保する必要があります。
高い人件費は必要経費で、「ぼっている」は言い過ぎでしょう。

また、
「大手のアトーニーは明細書をゼロから書く能力に乏しく、本来の実力がない。
うちは明細書を沢山書いているから、実力を保障できる」
とも言われます。

でも、外内という制約のもと可能な限り広い権利を取得する能力だって、アトーニーの実力の内です。
我々からすれば、極端な話、明細書作成の能力がゼロでも、外内を処理する能力があれば、それで十分です。
求めてもいないことを強調されても、ちょっと戸惑ってしまいます。

つまり、このような売込みをする中小のアトーニーは、我々が求めているサービスを誤解しており、ピントがズレてしまっているのです。
もしかしたら、彼らは売込みが下手なだけで、実力はあるのかもしれません(実際、そういうアトーニーも沢山います)。
でも、ボクとしては、最初の売込みだけで、まずは判断しないといけないんです。

事務所を選ぶのって、本当に難しいですね。
この経験を生かして、日本に帰ったら、的確にお客様の求めるものを提供できるようにしたいと思います。

ホロコースト・メモリアル

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重いです。
殺されたユダヤ人が履いていた靴が沢山展示されてたんですが、これが効きました。
ゴムの匂いが強烈でしたね。

見応えのある博物館ですが、観光旅行の際に寄るのはシビアかも。
ロビーでは泣き崩れてた人もいました。

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