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「千年、働いてきました 老舗企業大国ニッポン」 野村進著 角川書店

日本の老舗企業を特集した本です。
日本には創業100年以上の老舗と呼ばれる会社、商店が、10万以上も存在するそうです。
これは世界的に見てもずば抜けた数字だとか。
本書は、なぜそんなに沢山の老舗が存在するのか、なぜそんなに続くのかについて探りを入れています。
著者は、職人を貴ぶ文化、お上を信じる国民性、植民地にならずに済んだ歴史などをその理由として挙げていますが、ボクとしてはもう少し説得力のある説明が欲しいところでした。でも、いろんな企業に取材しているんで、それだけでも十分に面白いですよ。
ちなみに日本の成功している老舗の特徴として、本業の強みを生かして、様々な分野に挑戦する開拓精神があるそうです。
例えば、創業300年を誇る福田金属箔粉工業という会社ですが。
屏風や蒔絵に使う箔や粉の技術を応用して、携帯電話などの精密機器の電気回線に用いる銅箔を生産しているそうです。
「こーゆー使い方もあるんだ!」というイノベーティブさという意味では、アップルに通じるものがありますね。
と言うか、こーゆーイノベーティブさって、かつての日本企業には普通に見られたものだったと思うんですが・・・。
面白い本です。
さくさく読めるし、おススメですよ。

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