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ツカドンの仲間たち

部分意匠の効力について

今回は部分意匠の効力の話。
甲が、自転車のハンドルaを実線で表した部分意匠を登録したとします。
その後、乙が、甲の登録意匠に係るハンドルaを含んだ自転車Aの全体意匠を登録したとします。
この場合、甲は、乙の登録意匠に係る自転車Aの全体意匠を実施できるのでしょうか?
部分意匠の効力について従来の解釈に素直に従うと、甲は乙の自転車Aの全体意匠を自由に実施できそうです。
けど、甲はハンドルaしか創作していないのに、乙が創作した自転車Aを自由に実施できるのは、ちょっとバランスに欠ける気もします。
甲がハンドルaを含んだ自転車なら何でも実施できるとすると、いくらでも悪用できそうですね。
たとえば、売れている他社の自転車のハンドルだけをハンドルaにして販売しちゃうとか。
で、結論や如何に?
実は分かりません。
この論点について言及した論文って、あるのでしょうか?
ちょっと調べてみます。
突き詰めていくと、専用権説と排他権説までたどり着きそうな気もするのですが。