論文試験

Dsc_3524

国学院大学のキャンパスに行って来ました。
受験生の嫁さんを送って来たんですが。
コンビニのおばちゃんから「弁理士試験を受けるの?」と聞かれました。
納富先生から激励されました。
予備校のバイトからパンフ渡されました。
傍目には、思いっきり受験生してるんでしょうね。

ところで、今、問題を見てるんですけど。
意匠法の問題1が厄介です(↓)。

(1)意匠制度により意匠を保護することの意義について説明せよ。
(2)意匠権の取得により期待される利点を2つ挙げ、説明せよ。
(3)権利行使をしやすい意匠権を取得するために意匠法独自の制度を2つ挙げ、それぞれの制度の趣旨と権利行使をしやすい理由について説明せよ。

(1)は青本の意匠法1条の趣旨を書けば良いんでしょうか?
(2)は独占実施と第三者の排除でしょうか?
(3)は部分と関連かな~?
何つーか、いくらでも答えようがあるため、受験レベルでの落とし所を探すのに難儀します。
しかし、これで配点50点はありえないかも。
本試って常に変化球が混じるから困りますね。
受験生の皆さん、何はともあれお疲れ様でした。

択一試験

そう言えば、今日は択一試験でしたね。
ボクが最後に択一を受けたのは4年前・・・。
受験も遠くになりにけり、ですな。
でも、あの緊張感は、今でもフラッシュバックのように蘇ります。
もー受験は懲り懲りです。
あ、そうそう、一番大切なことを言い忘れてました。
受験生の皆さん、お疲れ様でした。

944名の謎

944名という数字は驚きでした。
しかし、なぜ激増したのでしょうか?
噂ですが、新制度移行の副産物だそうです。
回数持越制により、論文受験者数が増えてしまった。
しかし、お役所仕事で論文合格率を前年度と揃えちゃったので、結果として944名を合格させたとか。
ただし、弁理士数1万名という公約を達成した後は、合格者数を徐々に絞るそうです。
大盤振る舞いは、今年と来年だけという話です。
ま、あくまでも噂ですけどね。

合格者の質は下がったのか?

大量合格時代を迎え、弁理士試験合格者の質が低下したと言われています。
けど、本当に質は落ちたのでしょうか?

例えば合格者の学歴。
近年では、旧帝などの有名大学出身者が、合格者の大半を占めるようになりました。
有名大学出身弁理士が必ずしも優秀だとは言い切れませんが、その傾向はあるはずです。

また、よく引き合いに出されるのが新司法試験です。
新司法試験では合格者増の結果、質の低下に繋がった。
なら、弁理士試験でも質が低下しているはず、という理屈です。
けど、そもそも新司法試験の合格者の質は本当に低下したのでしょうか?
また、仮に新司法試験の合格者の質が低下したのが事実だとして、だからといって弁理士試験合格者の質も低下したと言えるのでしょうか?

最後に、最近の弁理士試験では、本来合格すべき優秀な特許技術者が合格していると考えられます。
うちの事務所にも特許技術者はいます。
彼らは下手な弁理士よりもよほど優秀です。

もちろん、合格者の数が増えれば、比例して間違って合格する人も増えるでしょう。
けど、だからといって、それほど質は低下していないと思うんですが。
みなさん、どう思います?

一行問題

今年の意匠法Ⅰの小問(1)では、一行問題が出ましたね。
けど、この一行問題、合否を大きく左右することはないでしょう。

一行問題を正確に回答できる人って、案外少ないんです。
そもそも論文を突破したはずの口述受験生でさえ、定義・趣旨が曖昧だったりします。
すなわち、定義・趣旨が曖昧でも、十分に論文突破レベルなんです。

また、平成16年に、商標法で団体商標の制度趣旨を問う一行問題が出たことがありました。
ところが、この問題に回答せずに合格した人が結構いたんです。
合格者に話を聞いて回ったら、
「あの問題は白紙だった」
「嘘を書いちゃった」
という人が多くて拍子抜けした記憶があります。

結局、弁理士試験で一番大切なのは条文です。
定義・趣旨も大切ですが、何だかんだ言って条文には劣ります。
ですので、今年の意匠法Ⅰの場合、合否を分けるのは小問(2)でしょう。
ここで関連条文を漏れなくピックアップできたかが合否を分けると思います。
あくまでもボクの想像ですが、意匠法Ⅰの配点は、小問(1)10点、小問(2)40点と言った所でしょう。

FROM 口述

口述ネタが論文ネタになるという話ですが、今年も商標でありましたね。
確か平19年に、指定商品毎の取下について、無効審判では可能だけど不使用取消では不可能という問題が出てました。
本試では、根拠条文をしつこく聞かれたそうです。
根拠条文を言えずに撃沈した人が結構いた気がします。
やっぱ条文が重要なわけですよ。
ところで、この論点の根拠条文って何条でしたっけ?
56条と準特155条?
うーん、試験が終わると、これなんですよねー。

今年の論文試験

おーっと、今日は論文試験でしたね。
ざっと見ました。
基本に忠実で素直な印象ですね。
真面目に勉強した人を受からせようという意図が窺えます。
去年は悪問でしたが、今年は打って変わっちゃいました。
大量合格の噂は本当なんだろーな・・・。

大量合格時代?

短答の合格者が1420名!
約4000名が論文を受けるわけですね。
実は今年の合格者数ですが、1000名を超えるという噂があるんです。
会派の活動で聞き及びました。
最初はガセだと思ったんですが、ここに来て俄然リアリティーを帯びて来た感じです。
弁理士会も、大量合格を前提とした新人研修のカリキュラムと予算を組んでるとか。
今年の口述は荒れそうだなー。

合否発表

今日は合否発表でした。
最終合格率は5.9パーセント。
口述不合格者は80人、うち5人が二度落ち。
シビアになったもんです。
何はともあれ、合格者の皆様、本当におめでとうございました。

日本の夏、口述の夏

夏をどう過ごすか?
口述対策をした方が良いのか?
これ、受験生にとっては難しいテーマだと思うんです。

理屈からすれば、勉強した方が良いに決まってます。
でも、論文で疲れて、それだけの気力がない人もいるでしょう。
しかし、ここで何もしないと、合格発表後にエラい目に遭います。
論文の合格発表から口述試験まで1ヶ月ありません。
この短期間で、勘を取り戻しつつ、なおかつ口述対策をするのは、かなり難しいんです。

だから、ペースを落として構わないので、勉強を継続して下さい。

お薦めな勉強法としては、週に一度、仲間と一緒に口述の過去問を潰すと良いでしょう。
仲間と会えば気分転換にもなります。
また、モチベーションも沸いてきます。

大変だとは思いますが、夏を乗り切って下さい。

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